インディアンとは(歴史・教え・名前)

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インディアンの教えと歴史

北アメリカに住むインディアン達は、大昔から自然の中で生活してきました。自然を感じ、自然に学び、自然に祈り、まさに自然と共に現在に至ります。例えば日常生活に必要なものは、知恵と経験を生かし全て自らの手で創り出してきました。そして彼らの根本には『必要なときに必要な分だけ』という意識の中で生きてきました。

インディアンの名前

インディアンの名前インディアンには、本来名字などは無く、男性の名前は客観的な事象や身体的な特徴、自然現象に基づいて付けられ、女性の名前は『~の女』と付けられていました。女性の名前は変化しませんでしたが、男性の名前は生涯で何度か変わる場合もあります。またもうひとつ、他人には絶対に明かさない名前を出生時に授けられます。
スー族の場合、ウィンクテがこれを行います。20世紀に入り、戸籍が作られた際、英名が使われるようになりました。

自然との調和を重視するインディアンの精神

自然崇拝を行い、独自の精神文化を持つなど、文明社会の中で人間が忘れがちな自然との調和を重視する精神性に対する評価は、近年のアウトドアやエコロジーに注目されることが多々あります。

インディアンの部族

インディアンは部族により習慣が異なり、例えば、アパッチ族は『ガン』と呼ばれます。山の精霊を信仰し、覆面をした『ガン・ダンサー』による祈祷の踊りをささげたり、NAVAJO(ナバホ族)は、彼らの神話に基づき『イェイビチェイ』という精霊たちの信仰行事を数日かけて行います。HOPI(ホピ族)や ZUNI(ズニ族)は『カチーナ』という精霊郡を信仰します。また生まれたときに親から与えられる守護動物のお守り『フェティッシュ』の習慣が根強いのが特徴です。

インディアンの宗教儀式

インディアンの宗教儀式1960年頃から白人のニューエイジ世代によってインディアンの宗教儀式を商売として利用するものが現れました。儀式行為と引き換えに、金銭を要求する『エセ呪術師』が横行しています。伝統を重んじる指導者達は、こういったエセ宗教者を『プラスティック・メディスンマン』と呼び警告しています。なぜならインディアン達は『我々は、白人のように勧誘などせず、全ての儀式は無償のものである』という姿勢であるからです。また、儀式は数々ありますが、白人に禁止され、半世紀以上行われていない儀式も少なくありません。調べる程、近年にかけて(白人が参入してから)激動の流れに巻き込まれ、現在も尚多くの問題を抱えていますが、インディアン達の精神思想は、見習う点が多くあります。

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